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ゼブラ「クリッカート」なぜキャップレスなのにインクが乾かない?

ゼブラ、乾かない水性カラーペン

 ゼブラは3月22日、新開発のインクを搭載したノック式の水性カラーペン「クリッカート」を発売する。

 水性カラーペンは、キャップをして保管をしないとペン先が乾いて書けなくなることがある。経験のある読者も多いのではないだろうか。

 クリッカートは、新開発のインクを採用することで、「キャップをしなくても乾かない」という画期的な特徴を手に入れている。どのように実現したのか、その秘密に迫ってみよう。

空気中の水分を吸収して乾燥を防ぐ!

 クリッカートに採用されたのは「モイストキープインク」というインクだ。

 空気中の水分を吸収する吸湿性のある成分を多く配合し、その場の湿度変化に応じて、水分の吸収と蒸発を繰り返す特徴を持つ。つまり、いつでもペン先が適度な水分量を維持してくれるのだ。

 この画期的な機構は、2018年8月発売の「ジャストフィット モジニライン」用のインクの研究中に生まれたアイディアが元になっている。同製品は「ボールペンの上から線を引いてもにじまない」という特徴を持つ蛍光ペン。

 にじまないインクを追求する中で、「空気中の水分を吸収する吸湿性のある成分を多く入れれば、ペン先が乾かない商品ができるのでは」と担当者が考えたそうだ。研究開始からおよそ2年半を経て、今回の商品化が実現した。

どんな使い方に向いている?

クリッカートを使ったイラストのイメージ

 ノックするだけで使えるという新たな可能性を持った水性カラーペンのクリッカートは、どんな用途に向いているだろう?

 最もおすすめしたいのは、複数の色を使ったイラスト制作や板書だ。キャップを開け閉めする手間がないため、ペンの持ち替えが多く発生する作業を大いに効率化できる。

 日頃からたくさんのカラーペンを使っている読者には、ぜひ発売日に手に入れて活用してほしい製品だ。カラーは全36色で、価格は100円(税抜き)。価格もリーズナブルなので、たくさん揃えても経済的なのが嬉しい。

プレスリリース(ゼブラ)